女魅力UPブログ管理人のちいちいです。
私の周りで「若い頃のように水を弾かなくなった」という話題が上るようになったのは、25歳を過ぎた辺りからでした。実は、その頃はバリバリの脂性肌だったので、私の体は10代の頃と変わらず玉のように水を弾いていました。
40歳を目前にした今は、さすがに“玉のように”ではありませんが、ちょっと大きめに水を弾いています。その証拠に、手以外は乾燥知らず&キメも整っています。
かつてのマリンスポーツのおかげでシミは目立ちますが、子どもの肌に引けを取らないほどのキメの整い方です(上記の写真は、腕をマイクロスコープの150倍で撮影しています)。
特別なことをしているわけではないのですが、このような肌を維持するための正しいスキンケア方法をお伝えします。
水を弾く肌を保つために最も重要な体の洗い方
「私は体を洗ったことがない」
これを友人や知人に話すと、決まって「汚い」という反応が返ってきます(笑)。正確に言うと毎日洗っており、多くの方がやっているような“こすって汚れを落とす洗い方”は週に一度だけです。
タモリさんと福山雅治さんの「体を洗わない方が肌のツヤが保てる」という有名な話をご存じでしょうか?人伝いに聞いたお話ですが、以前に笑っていいとものテレフォンショッキングで盛り上がったのだそうです(汚いように思われますが、体のスキンケアとしては正しい方法と言えます)。
実は私もこのタイプで、以下のような体の洗い方をしています。
たったこれだけです。この方法は「皮脂を落とし過ぎない」「肌を傷つけない」といった、顔のスキンケアでも大切なポイントが含まれています。
なんとなく汚れが落ちていないような気がしてしまうと思いますが、湯船につかるだけで皮脂と汚れはある程度は落ちてしまいます。石けんの泡でなでると入浴だけでは落としきれない汚れも落とせるので、体に汚れが残って臭うようなこともありません。
背中は手が届かないので絹100%のボディタオルで軽くなでるようにしていますが、それ以外は本当に泡をつけて流すくらいで済ませています(なんとなく、週に一度だけ絹100%のボディタオルで全身を洗うようにしています)。風呂上がりは水を吸うためだけにバスタオルを使用し、拭くようなことはありません。
こすりすぎが原因で乾燥肌や敏感肌を引き起こしている方も多くいるようなので、かゆみや乾燥に悩まされているなら“洗うのをやめる方法”をお勧めします。少しでも洗った気になりたいと思うのであれば、絹100%のボディタオルを使用することで解決できます。
ボディタオルを選ぶポイントは絹100%です。たまに絹のボディタオルと称して他の繊維と混ぜている商品がありますが、肌が弱いと感じている方こそ肌に負担を掛けない絹100%をお勧めします(泡立ちはものすごく悪いので、泡立てた石けんを肌に乗せてから使用した方が良い)。
※年齢が上がるにつれて皮脂の分泌は少なくなるので、石けん等で洗う回数を減らした方が乾燥肌にならずに済みます。
顔と同時にしっかり保湿
洗顔をしたら基礎化粧品で保湿をしますよね?体のスキンケアも保湿が基本です。ボディローションやボディクリームなどを別に購入してもいいのですが、顔と同じスキンケアで十分に肌は整います。
顔のケアをした後、一見すると手のひらの化粧水や美容液は蒸発してしまったかのように見えます。しかし、手のひらにはまだ成分がたっぷりと残っているので、気になる部分に押さえ込むと保湿ができます。最後に保水機能の高いクリームまたは油分で覆ってあげれば、確実に乾燥から肌を守れます。
※かゆみやかぶれがひどい時は、何もしないのが基本です。
油分を補う際は、水分保持力の高い成分を含むクリーム・乳液・油分を選びましょう。ベストな成分はセラミド1~3(体内にあるセラミドに近いのはセラミド2)です。精製されたオリーブ油・椿油・スクワランなどを含む商品も、肌の乾燥を起こしにくいと言われています。
顔に使用をしていてトラブルを起こしていないクリーム類ならそのまま体に使用をし、乾燥が止まらなければもう少し保水力の高い成分を含む商品を選ぶといいでしょう。乾燥肌・乾燥肌はエイジングケアの高保湿クリーム類を、脂性肌・インナードライ肌であれば美白ケアや毛穴ケアで使用される油分を抑えたクリーム類を選ぶ目安にしてください。
※油分に関しては肌質によって合う・合わないがあるので、どれが良いとは一概には言えません。
背中は手が届かないので、体が濡れている状態で椿油を塗布してから水分を吸い取っています。ひじ・ひざ・すねは皮脂が出にくいため、背中と同じケアにしています。
露出をする時期は紫外線対策を
洗い方・顔のスキンケアの延長で、体のスキンケアの80%くらいは完成だと言えます。毎日のことなので、地道に体をケアしていくことで必ず肌に変化が生じます。
しかし、やはり厄介なのが紫外線です。どんなに体を丁寧に扱っていても、紫外線が肌から水分を奪って老化を助長し、水分を弾く肌とは縁遠くなってしまいます。
「秋の美白を怠るな!初秋のスキンケアでシミ・くすみは作らせない」でも示した通り、10月の半ばくらいまでは十分な紫外線対策が必要です。初夏・秋口は肌の露出をすることも多いので、日焼け止め・薄手の羽織りもの・日傘で腕や脚を守りましょう。
日焼け止めが苦手な方紫外線対策グッズ10選
完全に対策をすることなどできませんので、紫外線の強い時期は美白ケア化粧品を使用して保湿成分&美白有効成分・美白成分を体にも行き渡らせてください。保湿をしっかりしておけば肌はうるおいを保ち、水を弾いていた時のようなハリのある体がよみがえってくるはずです。
洗顔と同じように、とにかく洗い過ぎは要注意!優しく体を洗い、顔と同じように適度なスキンケアを心がけ、紫外線から肌を守ることが大切。水分を弾くようなハリとキメは、日々の努力で手に入れられる。